パチ依存症克服

パチンコ・パチスロ依存症は治らない?

投稿日:2017年10月19日 更新日:

一度、重度のパチンコ・パチスロ依存症になってしまうと、そこから抜け出すのは至難の技です。

私も過去、 依存症だった時に、気がついたらホールに向かってしまい、行く度に負け、その都度何度も辞めようと思っても無理でした。収入の範囲内で打つ場合はまだいいですが、最初は携帯などの通信費に手を出して、次は家賃、光熱費などの生活費、それも底をつき、消費者金融等の借金と、言う具合にどんどん深みにはまっていきます。

多くの依存症の人がそうですが、なぜ自分の意思とは関係なくどんなに辞めようと思ってもまたパチンコ・パチスロを打ってしまうのでしょうか?

 

パチンコ・パチスロ依存症の人は脳には何が起こっている!?

 

パチンコ・パチスロ依存症の人はどんなに負けていても、金銭的に無理でも、家族や知人、恋人に嘘をついてでも、打ってしまいます。自分でも辞めようと思っていても、意思とは関係なくホールに向かってしまいます。それが自分の収入の範囲であれば良いのですが、 借金をしたり、借金ができないと最悪、窃盗、強盗など犯罪に走ってしまうこともあります。

人間は普通であれば、自分にとって不利益なことは避ける行動をとるはずです。

極端な例かも知れませんが一つ例をあげましょう。

あなたがとてものどが渇いていて目の前に自動販売機があったとします。普通に缶ジュースやお茶、水が並んでいて、1本130円です。ただひとつのボタンだけ100円で、自分の好きな飲み物をゲットできます。ただこのボタンは80パーセントの確立で、何もでてこず100円、損してしまいます。

普通であれば、この100円ボタンは押さないはずです。確かに当たれば100円で自分の好きな飲み物をゲットできて30円得するのですが、ゲットできる確立は20パーセントです。つまり確立でいうと5分の1ですので5回に1回しか得しません。それどころか5回に4回は、ただ100円損します。きちんと計算すれば期待値の数字が出てきますので、このボタンは押すべきではないとわかりますし、計算などしなくても5回に4回は100円損するということをなんとなく気付くはずです。夏の暑い日で汗をたくさんかいていて、水分取らなきゃヤバイみたいな状況ですと考えるまでも無く確実に130円で普通に買うはずです。

パチンコ・パチスロは一説によると回収日ではなくても、一日で見れば勝てるのは20人に1人位といわれていますし、年単位で見ると収支がプラスになるのは1,2パーセント位の人しかプラスにならないといわれています。

プロやセミプロの人は、店のクセや傾向をきちんと調べて設定が入る日や回る日を把握して打ったり、パチンコのボーダーを把握してそれ以上の台や、パチスロは台の事をきちんと調べてゾーンや天井を把握して期待値がプラスの台以外は打ちません。ほとんどのプロ、セミプロの方はこうして負ける確立を極限まで減らす努力をしていますし、そういう立ち回りをしています。負ける確立が高い台や店では打ちません。その結果プラスになっているのです。

ざっくりですが、パチンコもパチスロも出玉性能的には打ち続けると店側とプロ、セミプロがプラスになるようにできています( 鍵を開けたり設定を入れたりで出るようにもできますが)。その台の当たりになる確立などで期待値をきちんと計算すれば一日単位で見て期待値や勝てる割合が低いのはわかるはずです。難しい計算などしなくても、過去の記憶から負ける事の方が多いと体感的にわかっているはずです。

何も考えずにパチンコ・パチスロを打つとお金を失う割合の方が多いとわかっているはずですが、なぜ打ってしまうのでしょう?

先ほどの自動販売機の例では普通に判断して130円のボタンを押せるのになぜパチンコ・パチスロは普通の判断ができないのでしょう?

また、のどが渇いていてヤバイみたいな状況の時であれば余計に確実な判断をして130円のボタンを押すはずなのに、「このお金が無くなったら生活できない・・・」といった状況でも確実な行動がとれずになぜ、パチンコ・パチスロを打つという不利益な行動をとってしまうのでしょうか?

すべて脳が支配している

人間の行動は、全て「脳」が支配しています。

会社に行くために歩く、お腹が空いて食べる、映画を見て感動する、値段比べて安い方を買う、朝、歯を磨く。等々、考えて行動することも何も考えずに行動できることも全て脳が指令を出し様々な神経伝達物質を使って体を動かしたりしているのです。

逆に自分にとって良くない事や危険な事、やってはいけないと自分で認識している事などを律する指令も脳内物質を使って指令を出しストップをかけることができます。

パチンコ・パチスロ依存症は、この神経伝達物質の分泌異常と行動異常という病気です。

どんなに負けていて「もうやめよう・・・」と思っていても、「パチンコ・パチスロは勝てない」とわかっていても、翌日になると、あれほどやめようと思っていたパチンコ・パチスロを打ってしまいます。考えた事と行動が真逆です。

つまり自分の 意思とは関係なく間違った行動をとってしまうという状態に脳がなっています。

これは、人によって程度の差はありますが意志の強さや我慢強さとは関係ありません。この辺が依存症では無い人には理解できないところなので、ますます塞ぎ込んでしまい誰にも相談できず悪化させてしまうという側面もあります。

「なぜ負けるのに打つのか?」「なぜ、生活費まで手を出すのかわからない」「やめられないのは意思が弱い」「悪いと思っていない」等々言われますが、パチンコ・パチスロ依存症の人も頭ではわかっているのです。わかっていてもまちがった行動を起こしてしまうだけです。

脳に指令を出されて意思とは関係なく動かされているのです。

では、パチンコ・パチスロ依存症の人の脳の中ではどの様な事が起こっているのでしょうか?

なぜ、パチンコ・パチスロをやめるという意思と真逆の行動をとらせるのでしょう。

これを少し理解しておくとパチンコ・パチスロ依存症を克服する事に一歩近づけると思います。

パチンコ・パチスロを打っているときの状態

人間の脳は、「快楽」「安心」「便利」を追い求めて進化してきました。今ある様々な便利なものもこれらを追い求めて日々進化しています。

より、生き延びるために進化した結果です。

また進化するために 何か目的を果たすことや今ある状況や状態をより良いものにする為に 本来であれば自分にとって大変なことやきついことも それ自体を快楽に感じるように 目的自体を快楽 に感じるように進化してきました。

脳は快楽を感じたり安心感を感じたりすることが報酬です。

脳自信も報酬を得るために、それらを感じる脳内物質が足りなければ、それらが満たされるよう行動を取るように自然と指令を出しているのです。

わかりやすく 説明すると、アスリートが優勝や1位になる事を目指して、日々の辛いトレーニングをこなす事ができるのも、脳が興奮快楽を感じる物質を出しているからです。またそれを乗り越え結果を出すことにより、名声やお金を得ることにより、安心感や充実感を得ることができます。

実はパチンコ・パチスロを打っている時には、これと似たような状態になっています。

パチンコ・パチスロを打つ前は「負けるとお金を失う」「負けると生活が苦しくなる」等、があるので負の感情や、危機の感情を振り払うため、勝つことをイメージしたり負の感情を振り払おうとします。このとき脳は危機管理物質(ノルアドレナリン)を分泌します。ノルアドレナリンはたとえば「何かに追いかけられる」とか「お化け屋敷などに入り、いつ怖い思いをするかわからないから身構えよう」といった危機などの状態になったときに、きちんと対処できるように準備しなさいと体全体に緊張感を持たせたり興奮させる役割をします。

パチンコ・パチスロを打っている時、特に大当たりを期待している状態(リーチや前兆演出等)になると、今度はドーパミンが分泌されます。この物質は快楽物質といわれ、「他人から評価された時」「何かに夢中になっている時」「恋愛感情を感じるとき」「セックッスの時」「おいしい物を食べているとき」などに主に分泌されます。これは大当たりの時、図柄が揃った時に ピーク になり大当たり消化中、ドーパミンは徐々に減少していきます。

そしてドーパミンが減少する中、パチンコであればラウンド中、パチスロであれば大当たり消化中や AT 消化中などに今度はβエンドルフィンやセロトニンが分泌されます。この物質は幸せホルモンとか、やすらぎホルモンと言われ、この物質が分泌されると、主に安心感や幸せな気持ち、安らぎを感じるようになります。「子供をあやしている時」「ハグしている時、ハグされている時」「子犬や子猫を見たとき」などに分泌されます。

これらの神経伝達物質は分泌されると、受容体と言われる部分で受けて体中に巡っていき体を動かしたり気持ちを興奮させたり緊張させたり安心させたりします。

また神経伝達物質は、生きていくために非常に重要なものですし脳の報酬にとっても必要なことですので、受容体に神経伝達物質が分泌されないようになったり分泌量が少ないと、分泌するような行動を取るように指令を出していきます。

そしてこの受容体は神経伝達物質が分泌されればされるほど、どんどん大きくなっていきます 。一度大きくなった受容体はほとんど、もとの大きさには戻りません。

依存症の人は普通であれば、満たされているはずの受容体が、受容体が大きくなっているため脳が、同じ分泌量でも「少ししか満たされていない」と判断して、さらにこれらの神経伝達物質の分泌を促すような行動をとるような指令を勝手に出してしまいます。

パチンコ・パチスロ依存症の人は、この指令を出す行動がパチンコ・パチスロにほぼ限定されている事がさらに克服する事を難しくしています。

普通は、おなかがすく⇒何か食べる 眠い⇒寝る など意識せずに行動できます。意識はしていませんが脳はしっかり指令を出していて、体を動かしています。

パチンコ・パチスロ依存症の人は分りやすく簡単に言うと 受容体の神経伝達物質が足りなくなってきた⇒パチンコ・パチスロ打つになっています。

ノルアドレナリンやドーパミンやβエンドルフィンやセロトニンなどの物質は生きるためにも必要ですし、脳にとっても報酬ですのでそれが足りなくなれば自分の意思とは関係なくそれらを促す行動を無意識にしかも強力に起こすように命令を出します。

普通の意識や思考ではどうする事もできないのです。

依存症を克服する為に

脳の動きを止めることは不可能です。

ですので、予めそれらを予想しコントロールすることが重要になってきます。簡単に言うと脳を騙すということになります。

脳が指令を出す前にその指令自体をコントロールしてしまえばいいのです。

ここで大切なのは脳が指令を出す前にという部分です。指令を出してからでは遅すぎます。

これはパチンコ・パチスロ依存症の人が一番身にしみてわかっているところだと思います。今まで何度も辞めようと思っていてもやめることができなかったと思います。

脳が一度、受容体が満たされていないと感じ、神経伝達物質の分泌を促すために指令を出してからでは、どんなにパチンコ・パチスロを打たないと意識しても脳が報酬を得ようとして勝手に意識したことを書き換えてしまうこともしてしまうのです。

この動きをさせないための、行動や思考などを普段から取る必要があります。

最初は脳が指令を出してしまってからでも、意識的に修正できるようにし徐々に脳が指令を出すタイミングを送らせて、受容体の神経伝達物質が足りなくなってきたと感じても、それがイコール、パチンコ・パチスロにならないように仕向けていきます。

私もこの方法で重度のパチンコ・パチスロ依存症を克服しました。その方法をまとめてこの場所で公開します。もう少しで完成するのでお待ちください。

これを読んでいるパチンコ・パチスロ依存症の人、ほとんどがこの方法で克服できるはずです

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