パチ依存症をこじらせて闇金から借金してた頃の話

パチ依存症をこじらせて闇金から借金してた頃の話-2

投稿日:2017年11月17日 更新日:

無事? トゴ(10日で利息が5割)で5万円借りることができた私は地獄への第一歩を踏み出したのでした。

当然パチンコ・パチスロ依存症の私は、この5万円を軍資金にパチンコ・パチスロへ勤しむのですがさて結果はどうなったでしょうか。

※この物語は半分フィクションですが出てくるエピソードは実際に体験したことです。
いやほとんど実話です。
名前や団体名、組織名等は仮名になってます。
読んでいて気分を害したりする場合がありますのでその辺をご了承の上ご覧下さい

 

闇金融に打ち勝つパチンカス脳

闇金融の入るビルを出た私はさっきまで感じていた恐怖と現金を持つ期待感が入り混じった何とも言えない気持ちの中で少しだけ後悔していました。

「やばいことをしてしまってるんじゃないか」と少しだけ思いましたが、 パチンコ・パチスロを打ちたい気持ちと空腹がすぐにその気持ちを打ち消しました。

2日ほどほぼ何も口にしていない私はその足ですぐに某牛丼屋に立ち寄りました。

いつもは「並盛つゆだく」のみですがこの日は「並盛つゆだく、玉子、味噌汁、ポテトサラダ」でした。

空腹が満たされると先ほどの恐怖はどこへやら、すでに明日のイベントでなにを打ち、どう立ち回るかを考えていました。

これもパチンコ・パチスロ依存症が成せる技です。

パチンコ・パチスロが生活の中で 最優先事項になります。

この時すでに闇金融で借金をしたヤバさを少しも感じていませんでした。

ただ10日後には利息2万5000円元金5万円、併せて75000円を返済しに行かなければいけません。

このことだけは忘れませんでした。

本当に不思議なのですが普通に考えれば勝てるかどうかはわかりません。

ただ勝てると思ってしまうのです。

俗に言うパチンカス脳ですね。

すでに戦闘状態に入っている私は そのまま下見をしようとホールへ向かいました。

時間は19時ちょっと前ぐらいだったと思います。

いい忘れていましたが当時は4号機がまだまだ稼働していた時期です。

ホールへ着き店内を歩いているとキングパルサーの650ゲームで空いてる台を見つけてしまいました。

他にも3台はまっている台を見つけ、明日の勝負はこの4台のうちのどれかに座ろうと目星をつけました。

軍資金は5万円(牛丼食べたので49000円)ですので最悪天井までいったとして1280ゲーム、4万円ちょっとで1ボーナス引けるける計算です。

ボーナスが来れば128ゲーム以内に70%が連チャンするので1回ひければ負けないと思いました。(注これはパチンカス脳の私が考えた計算でストックがなければ天井を超えますし、128ゲームを超えてしまった場合はその時点で資金はほとんど残っていないのでアウトです。期待値的にも設定があれば問題ないかもしれませんが、おそらくこの考えでは期待値はそれほどないかもしれません)

知らない人向けに簡単に説明すると、キングパルサーは Aタイプのストック機でBIGで約400枚REGで約120枚でます。

ストックがある場合は約70%で128ゲーム以内にボーナスが来ます。

店側がストック飛ばしさえしていなければ設定変更後もストックは残るのでハマっている台はストックが切れている可能性が低くなります。

ましてやこのホールは前日のハマリ台をイベントの日はあげる傾向があったので狙い目に なります。

と、普通はこのまま家に戻り明日に備えるというのが賢明でしょうが、パチンコ・パチスロ依存症は違います。

パチンコ・パチスロを目の前にしてそのまま帰ることができないのです。

ただでさえ10日後には75000円返済しなければいけません。

しかしそんなことはこの時は1ミリも考えていませんでした。

気が付くと先ほどの650ゲームハマりのキングパルサーの台に座っていたのです。

「天井までは2万円ちょっとかまあその後も後5、6連チャンはするだろう」

まあ改めて言いますが、これには何も根拠はありません。

当然単発で終わることも考えられるのです。

このようにパチンコ・パチスロ依存症は少し手元に余裕があると自分の都合のよいふうに最初は考えてしまいます。

しかもこの後もっと恐ろしいことが起こってしまいます。

 

 

興奮と安堵の嵐

サンドに千円札を投入しスタート。

当然のように投資はどんどん進んでいきます。

1000ゲームを越えて煽りがほとんどなく、「奇数設定かぁ、まぁしょうがないな」(偶数設定は1024ゲームをほとんど超えにくい)と思っていました。

まあ、あと7、8000円で天井行くわけだし大丈夫かと気楽に打っていました。

パチンコ・パチスロ依存症の考えはこんな感じです。

手元に少し現金があると、そのお金が生活費だろうと支払いのお金であろうと闇金から借金したお金だろうと関係ないのです。

1200ゲームを超えたあたりから「もうそろそろだなあ」と思っていましたが、一向にカエルが煽ってきません。

この辺りから先ほどの余裕から打って変わって少し焦ってきました。

「ま、まさかね・・・」

1278、1279、1280、1281・・・。

・・・天井超えました。

そう、この台はストックを放出しきっていてそれで連チャンせずにハマっていただけでした。

一瞬頭に血が上りましたが、すぐにスーッと血の気が引いていくその後は無心でレバーを叩いている自分がいました。結局ボーナスを引けたのは1400ゲーム、投資金額は28000円でした。

しかも揃った図柄はBAR・・・。

二重のショックを引きずりながらもここで諦めるわけにはいきません。

ここまででストックを貯めていてこれを放出してくれれば何とかなります。

ここからは1ゲーム1ゲームめちゃめちゃ興奮してレバーを叩いていました。

アドレナリン出まくっていたと思います。

そして70ゲームを過ぎたあたりに煽りがあり無事ビッグボーナスをゲット。

命拾いしました。

カエルの鳴き声を聞いて安堵に包まれます。

ボーナスが終わった後すぐ我に返りまた一打一打気合いのレバーオンです。

そして10ゲームすぎカエルたちが煽ってきます。

ここでまたアドレナリンの大放出です。

そしてビッグボーナスゲット。

ボーナス消化中また安堵に包まれます。

そしてまた「連チャンしろっ」と気合のレバーオン。

なんとまた10ゲーム過ぎにビッグボーナスゲット。

今度はアドレナリンの噴水です。

そして1100枚ちょっとになったコインを見て安堵に包まれます。

この興奮と安堵の繰り返しで 冷静に考えることはもうすでにできなくなっています。

ちなみにパチンコ・パチスロ依存症はこの興奮と安堵の中で行われている脳内の神経伝達物質の動きによってどんどん進行していくのですが詳しくは以下の記事に書いてあるのでよかったら読んでみてください。

 

パチンコ・パチスロ依存症は治らない?

 

そして次もと行きたいところですが、ここで128ゲームを抜けてしまいます。

この後は何ゲームで来るかわからないですし、ストックが切れている可能性も大きいので期待値はありません。

プロの人や台の仕様を分かっていればここで終了です。

当時の自分も台の仕様はわかっていたのでやめられたはずですが、想定外のストックなし天井超えで投資がかさみ今交換してもマイナスだということで納得いかなかったのと、すでに冷静に考えることができなかったのでそのまま続行してしまいます。

改めて言いますがこれがパチンコ・パチスロ依存症の人が負け続ける原因のひとつだということです。

しかしその後はストックが切れていたようでボーナスは引けるが連チャンせずという お決まりパターンで閉店時間を迎えてしまいます。

結局少し交換はできたものの23000円の負けでフィニッシュです。

これで明日は26000円で勝負にでなければなりません。

目星をつけているキングパルサーも万が一天井まで行けば軍資金は足りない計算になります。

このようにパチンコ・パチスロ依存症は少し考えれば分かる行動も出来なくなってしまっています。

パチンコ・パチスロ依存症の人は理解されず孤独なことが多いですが このような行動を普通の人に理解しろと言っても無理な話です。

家に戻り自分のバカさ加減に嫌気がさしましたが、またすぐに明日のパチスロのことを考えていました。

しかもあと10日後に75000円を返済しなければいけないことはこの時はすでに考えてはいません。

パチンコ・パチスロ依存症の人は手元にお金がなくなるまで悪い状況のことは考えません。

パチンコ・パチスロだけのことを考えてしまっています。

 

とりあえず第2話はここで終わりです。

私は残りの26000円で果たして翌日、勝てたのでしょうか?

10日後の返済はできるのでしょうか?

よろしければ乞うご期待ということで楽しみにしていただけたらなと思います。

 

3話↓

 

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