Another Abes' room (エッセイ) みんな大好き?確率の話 パチ依存症克服

みんな大好き?確率の話ー序ー

投稿日:2018年3月10日 更新日:

 

これから先、未来に起こることを正確に予想することは誰にもできません。

しかし確率である程度予想し、それを基に行動を決めることがあります。日常生活でいえば、今日は雨が降るかどうかは、天気予報を見るとある程度の予想はつくはずです。本日の降水確率80パーセントと見れば、朝出かける前に傘は持っていくでしょうし、0%や10%位なら傘は持たずに家を出る場合もあるでしょう。

普段は特に気にしていなくても、これを読んでいるかたは、以前は身近にこの確率を感じていたはずです。

そう、パチンコ・パチスロです。

大当たり確率1/319や1/99などパチンコ台には表記されていたでしょうし、お店によっては台の上に、機種名と一緒にその大当たり確率が表記されていたはずです。

分かっているとは思いますが、パチンコの大当たり確率は、その分母の数だけ回しても、大当たりするということではありません。1/300の台を500回回しても1,000回、回しても大当たりが来ないこともあります。逆に5回転や10回転ですぐに当ることもあります。

当然、台のデータを見て、100回はまっている台も、1,000回ハマっている台も、一回転ごとに大当たりする確率は一緒です。

ではそもそも確率とは何なのでしょうか?日常生活にどう生かしていけばいいのでしょうか?ちょっと考えてみます。

 

確率論の始まりはギャンブル!?

 

確率論はギャンブルとは切っても切れない関係にあります。確率論のはじまりはギャンブルの攻略法と言われています。

その昔フランスにド・メレという、とてもギャンブル好きな貴族がいました。サイコロ賭博やカード賭博が好きだったのですが、負けが込んできたド・メレはどうにか必勝法がないか模索しています。しかし自分の考えでは思いつかず、友人である数学者・物理学者のパスカルに相談する事にしました。そしてパスカルは友人である数論の父と呼ばれている、フェルマー(フェルマーの最終定理で有名ですね)と手紙のやり取りをしながら必勝法を確立させたのですが、この時のやり取りが確率論を生みだし、後に発展させたと言われています。

ではこの時、パスカルとフェルマーは手紙のやり取りの中で確率をどのように定理したのでしょうか。それはこの先に起こる出来事の起こりやすさを数量的に表して、数値化するということでした。

例えばサイコロの目は6通りあるので、1が出る割合は1/6(16.6666667%)です。

偶数が出る割合は2・4・6の3通りですので、3/6(50%)です。

サイコロを振った時に的中させることだけを考えれば、3/6(50%)の偶数に賭けるほうが的中する可能性は高そうです。これが確率論の始まりになりました。

当然、的中率が高いということは、それだけリターンも少なくなるので、掛け金やかけ方も重要になってきます。これは期待値という考え方なので、今回は確率に絞って考えるために割愛します。

つまり確率とは、ある事柄が起こる可能性を示した数字、割合を数量的に表したものということです。もっとわかりやすく言えば、ある事柄の起こる目安ということになります。

 

 

見誤ると手痛いしっぺ返しが・・・

 

確率には大別すると2種類の確率があります。

一つはある事柄が未来に起こる事の割合を示した数学的確率です。

コインを投げた時に、裏、表それぞれ出る割合は、1/2(50%)です。

コインを投げて出る結果には二通りあるので、表が出る確率は、1/2(50%)という考え方です。

もう一つは過去の結果の割合を示した統計的確率です。

コインを10回投げたときに表が7回出たとします。そうすると表が出た確率は7/10(70%)になります。

要するに数学的確率というのは、理論的に導き出した確率であり、統計的確率というのは、実際の結果から出した確率ということです。

天気予報の降水確率は、気圧配置などの過去の気象データをもとに、同じ気象データが合った時の、雨が降った割合を確率として出しています。つまり10回過去に同じ気象データがあったとします。その時に8回雨が降っていれば、降水確率は80%です。

ということは、天気予報の降水確率は、統計的確率過去の結果の割合ということになります。

パチンコ台の上にあるデータ表示器は、当日の大当たり回数、当日の回転数が表示されていて、データ表示器によっては当日の大当たり確率が表示されています。これは統計的確率です。しかし偶然性に左右されるギャンブルにおいて、短期的な統計的確率はあまり意味を持ちません。例えばコインを投げて5回連続で表が出ているとします。「5回連続で表が出ているから、そろそろ裏が来る・・・」と考えがちですが、次に投げるコインの裏が出る確率は、あくまでも1/2(50%)です。ギャンブルの勝ち負けに関わるのは数学的確率未来に起こる事の割合のウェイトが圧倒的に多いのです。

同じ確率でも、数学的確率統計的確率を見誤ると手痛い結果が待っている場合があるので、注意が必要になります。

 

 

まとめ

 

いかがだったでしょうか?一言に確立といってもその意味の捉え方を間違えると、思うような結果は得られないことになります。パチンコ・パチスロをやっていた時に、データ表示器を見て「1000回ハマっているからそろそろ来るだろう」と思いがけないほど投資を重ねたり、「確変割合60%だし、3回連続単発だからそろそろ確変くるよね」と投資を重ねたり、「レギュラーボーナス、5連続できてるから次はビッグボーナスだろう」と思ったのもつかの間、そこからまたレギュラーボーナスが続いて結局負けてしまうという経験をした記憶はあると思います。

勝負において、数学的確率と統計的確率を見誤った行動をとるとそのような結果になってしまうのです。

確率論とはそんなに単純なものではありません。

しかしギャンブルがきっかけで生まれた確率論ですが、その意味をきちんと捉えると、日常生活にも十分生かすことができるのです。確率論というのは非常に奥が深く、難解な部分もあるのですが、出来るだけわかりやすく今後も続けて記事にしこうと思っています。興味を持った方は是非、次回を楽しみに待っていてください。

 

 

 

 

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