Another Abes' room (エッセイ) みんな大好き?確率の話 パチ依存症克服

みんな大好き?確率の話ー2ー

投稿日:2018年3月16日 更新日:

 

前回は確率論の始まりの話と、数学的確率・統計的確率の事をお話しました。

数学的確率はある事柄が起こる割合で、統計的確率は過去の結果の割合という事です。

同じ確率でも使い方を誤るとしっぺ返しがあるかもしれないから注意しましょうという事でした。

今回は特に数学的確率について少し掘り下げて、どう普段生活に生かすのかについて書いてみたいと思います。

数学的確率、大数の法則

 

前回、統計的確率の話の中でコインを10回投げて、7回表が出たとした場合は70%と表すという事はお話しました。

しかし、コインを投げて表が出る、数学的確率は50%です。

数学的確率は50%でも10回コインを投げた時の結果を何度か、試してみると、50%になることのほうが実は少ないです。

このように、統計的確率と数学的確率はしばし一致しない事の方が多いのですがこれはどういうことなのでしょうか?

数学的確率が1/2(50%)の事柄をある回数、試行した場合、統計学的は数学的確率に一致せずどちらかの結果に偏った値になることが多い。一般的にはこれを確率の偏りといったりします。

しかし確率論的には、以下の法則が成り立ちます。

ある事柄の試行回数を増やせば増やすほど数学的確率と統計学的確率の値は近づく。

少し、説明が難しくなったので、コインを投げた場合の話に戻して説明します。

10回コインを投げて表が7回出ました。表が出た統計的確率は70%です。では次、100回で試してみました。表が41回出ました。統計的確率は41%です。これを1,000回、10,000回・・・と繰り返していくと50%に近づくという事です。これを「確率大数の法則」といいます。

 

一説によると確率分母の400倍の試行回数ををこなせば、95%の確率で数学的確率と統計学的確率の誤差が±10%以内の確率になるといわれています。この95%と±10%以内の確率というところがミソですね。1/2という分母が小さい数でも、800回コインを投げて、統計的確率が1/2にならないことが結構あるということです。これが、1/100だと4万回試行してやっとこの値になる計算になります。

 

数学的確率は必要ない!?

 

と、考えると数学的確率(未来に起こる事の割合)はギャンブルをやらない人にとっては、普段の生活で必要ない気がしてきます。

直接的に考えるとそうかもしれません。なぜなら、モラハラ部長が怒り出す確率も、苦手な人に話しかけられる確率も、気になっている人と連絡先の交換ができる確率も、成績が認められて給料が上がる確率もすべて、正確な確率を出す事ができないからです。出せるとしても「よく考えてみると、今まで月末になると8割くらいの確率で部長は意味もなく怒鳴り散らしてるよな」「あまり話しかけられたくないけどあの人から声かけられるのって、半分は朝礼の後だよな」「今まで女性に連絡先を聞いて交換できたのって考えてみたら一人しかいなかったな、他、10人にフラれてるわ」「ここまで売上上げれば、今までほとんどの人は給料上がってきた。だから俺も上がるよな」など、言ってみれば出せたとしても過去の経験則から出す統計的確率です。

今日の部長の怒り出す確率や、気になるあの娘と連絡先を交換できる、正確な数学的確率は導き出すことができないのです。

そう考えるとやはり、普段の生活の上で数学的確率はあまり使えそうにありません。

降水確率など天気予報は統計的確率です。

しかし普段の生活で起こる様々な事柄を確率の法則になぞらえて物事を考えると、色々なことが見えてきます。

確率には偏りというものが存在するというのはお話ししました。ということは、不運なことがあっても、確率の偏りで当たってしまったという風に考えることができます。運が良い悪いではないのです。そうすると気持ちを楽にすることができます。悪いことが続いた後には、良いことが待っているはずです。良いことが待っているのですから落ち込む必要はありません。どんな確率でも必ず収束します。

逆にいいことが続いた時は、悪いことが起きるかもしれません。そう考えると浮かれていないで悪いことが起きないように準備をしたり、仮に起きてしまってもいちいち落ち込んだりしなくても済むはずです。

もっと言えば、ただ黙っているだけではなく、良いことが起こる確率を上げてやればいいのです。気になるあの娘の連絡先を交換できる確率をあげたければ、ファッションに気をつけたり、話し方に気をつけたり、色々できるはずです。仮にそれてダメでも、確率の偏りでダメだったと考えれば、諦めもつきます。そして次に気になる人に出会った時には、格段に連絡先が交換できる確率は上がっているでしょう。他にも悪いことが起きる確率を下げるために、その原因を取り除く行動もできるはずです。

このように普段の生活では、確率など数学的なものは直接的にはあまり意味がないかもしれませんが、その法則や公式や考え方をうまく当てはめれば、自分の人生を豊かにできる可能性は秘めています。

 

まとめ

 

と考えると、パチンコパチスロ依存症の人やパチンコパチスロ依存症だった人が、なぜ勝てなかったのか、ぼんやりと見えてきたかもしれません。 何も考えずに打つとパチンコパチスロ台は 客側が負けるように設計されていますし、店側は客側が負けるように調整しています。その中で勝つ人がいるわけですので、 負けることが多くなるのは理解できると思います。 たまに勝てたのは、確率の偏りです。

そして、なにか目指すものがある時、可能性があるのならば、一度失敗しても二度、三度と立ち向かえば目指しているものを手に出来る可能性は高まります。そしてその確率が低ければその確率分母を上げるための行動をとれば、さらにその可能性が高まるのです。

せっかく、今まで散々確率に翻弄されてきたのですから、これからはその仕組みを、少しでも理解し、自分のより良い人生のために利用したいものです。

 

 

 

 

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