みんな大好き?確率の話

みんな大好き?確率の話ー8ー

投稿日:2018年5月2日 更新日:

前回までは、確率について色々例を挙げて、考えてきましたが、まだ良くわからない事も多いと思います。正直いうと、これまで紹介した計算式や確率論は本当の初歩の初歩です、確率論と一言で言っても、とても奥が深く、複雑です。正直言うと私もわかっていないことが多いのです。数学や計算が苦手な人にとっては難しく感じますが、基本的なことでもいいので、わかることができれば、確率論を使ってそれを考え方や判断材料に当てはめていった時、とても有利に事を進められたり、不利な状況を回避する事が出来るのは確かです。もしまだよくわからないといった人は、改めて過去の記事を読み返して頂くと少しずつ理解できるようになるはずです。

という事で今回は何かの例を挙げて確率の計算をするといったことは小休止して、どんなふうに考えれば良いのかと、私が確率論に興味を持つきっかけと、それをパチンコ依存症・パチスロ依存症克服にどう役にたてたのか、普段の生活にどのような影響があるのかを書いて見ます。

 

運がいいってどういうこと?

 

私が2度目の依存症で苦しんでいた時です。この頃は克服する為にどのようにしたらよいかとことん向き合っていました。私は自助グループの存在や様々な団体の存在にきづかなかったので、一人で依存症と向き合っていました。当時は今ほど、ギャンブル依存症が社会問題化されておらず情報が少ないので、インターネットを開いても情報はさほど得られませんでした。ましてやtwitterなどもなく、相談できる相手や苦しみを分かち合う人もいませんでした。とにかく克服する為に、知識を得たり考えたりする事に全力を注いでいた感じです。変な言い方になりますが、パチンコ・パチスロ中心の生活が、パチンコ依存症・パチスロ依存症克服中心の生活に変わったという感じです。

色々な知識を得たり、うまくいっている人を観察して分析したり、挫折を乗り越えて成功する人を観察して分析し、自分なりに試してみたりする毎日でした。

そんな中、私を苦しめたパチンコ・パチスロには、よく確率が出てきます。大当たり確率1/300や子役確率1/12・・・などなど、雑誌をみれば、確率というのが、ずらりならんでいます。正直、パチンコ・パチスロを打っていた時は理解していませんでした。1/100の甘デジだと「大体、100回くらい回したら当るんだろ」ぐらいの認識です。ですので、その甘デジが200回転で当らないと「なんだよ、この店、遠隔かよ!」と普通に思ったりもしました。その結果が、消費者金融にたくさん借金をしたり、闇金に手をだしたり、生活費に手をだし、そして依存症になり・・・という結果になったということです。

克服のために、私はなぜ勝てなかったのか、ギャンブルとはどういう事なのかを知る必要があると考え、確率論に関しての本を一時期、読みまくりました。(当時住んでいた所は歩いて5分のところに図書館あったのはとても幸運と言えます)しかし、どの本も自分にとっては難しく理解できないことの方が多かったです。「確率論の基礎」という本を読んでも、その本を理解するために参考書が必要なくらいです。結局その時はほとんど理解できませんでしたが、確率論にふれると、その考え方や、思考はなんとなく身についていました。

そしてまだまだ、苦しんでいた頃、私はある人に出会います。その人は私より年が4つ下の男性です。話を聞くと会社を経営していて3年で売上もどんどん増えているようでした。

しかし全て上手くいっているわけでもなく、それなりに苦労もしています。聞いた話の中には、私だったらきっと耐え切れないかもしれないなと思う事柄もあります。私は興味がでてきました。その人が苦労の末、勝ち取った今の結果を、これからの自分に勝手に照らし合わせていたのだと思います。

私は聞きました。「なぜ、成功しているのですか?」

その人は「まだまだですよ」と謙遜していましたが、こう言いました。

「運が良かったのだと思います」

正直わたしはビックリしました。「運がいい」という言葉が返ってくると思わなかったからです。

私が思ったのは精神論か、こういう時にはこうするとか、ピンチの時にはこのようにするという方法論やその為の理論や成功するための努力の仕方などが返ってくると思っていましたし、それを聞きたいと思っていました。

「では、運が悪い人はどんなに努力しても成功しないと思います?」

「そうですね。運が悪い人は成功しませんね。それに運が悪い人は不幸になると思います」

「でも、話を聞くとすごい失敗をしてるじゃないですか。それは運が悪いという事ではないんですか?運じゃなくて、その失敗を糧に努力してきたからじゃないんですか?」

「うーん。それは運じゃないですよ。その時はそうなる可能性があるのもわかっていました。しかし上手くいく可能性もあった。もちろん上手くいくと思って判断しました。それが結果、失敗になっただけです。もちろん私の知識不足や経験不足もあったでしょうが、私は90%上手くいくと思い判断しました」

「10%の結果になったって事は、運が悪かったという事ではないんですか?」

「10%の結果になってしまったという事だけです。それは運が悪いという事ではありません」

「わからないなぁ・・・私だったら運が悪かったと思ってへこんでしまう」

「それは、90%を100%と思って10%の方を起こりえないと思うからですよ。100%ってないんですよ。10%でも1割は可能性としてあります」

「なるほど・・・」

「何かを決める時、最低でも80%以上、勝算がないとトライしません。私はとても臆病です。だけど20%のリスクはとらなければいけない。だから少ない確率でも、そうなったらどうするかは必ず考えますし、気持ちの面でも覚悟は決めます」

「じゃぁその時も失敗ではなくて、そうなる事もあると覚悟は決めていたから苦労とかではなく、対処してきただけと」

「うん、まぁそうですね。大変でしたけどね(笑)」

「でも、運が良いってことにピンとこないなぁ・・・」

「わたしは、自分の判断基準で勝算があることしかトライしません。だけど失敗するリスクは常に何%かはあるわけです。そのリスクをとって、やり続けた結果、今があります。考えると失敗する確率が少なくても、それが続いてしまい終わっちゃう事もあるんですよ。私はそうならなかった。運が良いからです。」

「なるほど、では運が悪い人は勝算やリスクを考えずに勝負したりトライするからか・・・」

「これは私の考えですけど、きっと運のいい人は2種類います。どんな困難も怖がらずに苦にせず乗り越えられる人。こういう人は色々な事にトライできるから、マイナスもあるけどリターンも大きい。もうひとつは、私のように様々な事を想定する人。そのために学んだり行動する事ができる人。きっとこれだけです。」

私はこの時にピンと来ました。確率論で考えると最悪な状況になる確率が10%しかなくても起こることがある。でもそれは起こりうることです。そして人生を豊かにしたり、自分の思い描くように成功するには、自分の判断基準を決め、それを一つひとつ積み重ねるしかないないと。また運が良いというのは積み重ねる事なんだと、気付きました。

もし確率論に触れていなければ、90%の事柄と10%の事柄があった時に10%事柄は起こりえないと考えていたところです。きっとこの話しも理解できなかったでしょう。

 

まとめ

 

私が、パチンコ依存症・パチスロ依存症を克服している時に学んだ事のひとつです。事故に巻き込まれたなどの偶然をのぞいて、自分で起こした行動で悪い状況になってしまっても、仮にその確率が1%未満でも、0じゃなければ起こる可能性はあるわけです。もし起こってしまった時は「運が悪い」とくよくよしたりするのではなく、よく学び、経験し良くなる確率を上げる努力をして、積み重ねるしかありません。それが「運が良い」という事になるのです。確率論の考え方は私にその事を教えてくれました。私がこのブログで確率を取り上げるのは、考え方や理論を知って頂き、役立ててほしいからです。確率を知って儲けてほしいとか、今までやってきたパチンコ・パチスロはこんなにも確率が悪いことなんだぞと貶めたりしたいわけではありません。

あえてパチンコでいうならば、1/320のパチンコで、1,000回、回しても当らなかったとしましょう。1,000円で20回、回る台ならば、この時の投資は50,000円です。そして1000回、回して大当たりの来ない数学的確率は約8%あります。この時、後悔したり店の遠隔操作を疑うのは間違いです。少ない確率ですが起こりうることなのです。これを受け入れられなかったり、このことで生活に支障がきたしてしまうのであればパチンコはやってはいけないことなのです。

私自身、まだまだわかっていませんが、少しでも確率論の考え方を理解して頂き、依存症克服に役立てたり、より良い人生に役立ってくれればと思い、これからも書いてくつもりです。

 

 

 

 

ランキング参加中です。応援よろしくお願いします!

↓ ↓
にほんブログ村 メンタルヘルスブログ ギャンブル依存症へ
にほんブログ村

-みんな大好き?確率の話

Copyright© パチンコ・パチスロ依存症を自分ひとりで克服する方法 , 2018 All Rights Reserved Powered by STINGER.