Another Abes' room (エッセイ)

努力や根性と気合

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最近では、電通、ヤマト運輸、アリさんマークの引越社など、ブラック企業に対しての世間の認知度や一応の国や行政の規制の強化など様々な動きを見せています。

職場でのパワハラ、セクハラに代表されるハラスメント問題。残業代の未払いや、低賃金の問題。有給休暇の消化を認めなかったり、会社の風潮で有給休暇自体とりづらくそのまま使えずに消滅してしまうなど、広義の意味でブラック企業の問題は無くなるそぶりも見せません。

最近(2018年2月)ではTVCMでお馴染みの「大東建託」の特に営業社員に対してのブラックぶりが、ニュースやネットを賑わしました。昨年あたりから、パワハラによる社員の自殺のニュースや、営業社員の過酷なノルマや長時間労働の実態が明るみになるなど、同社のブラック企業ぶりにはかなり問題ありそうです。

今回は私のブラック企業についての考えを書いてみます。

 

 

精神論を押し付ける管理者や経営者は無能

 

私も経験がありますが、特に営業職は結果が求められます。その会社の売上を担っているのは現場の営業が主です。

私から言わせれば結果が出ない原因を、努力や根性、気合に代表される精神論を振りかざし、会社でのパワーバランスを利用して当人に押し付けることは、非常にナンセンスです。

私は、営業職時代、自分で言うのもおこがましいですが、営業成績はそこそこだったと思います。実際、営業強化月に全国8支店(少ないですが)のなかで1位をとった事もあるくらいです。その時は賞金の10万円がほしかったのもありますが、2ヶ月前から準備をし強化月に売上が上がるように戦略をたてて日々の営業してました。しかし気合や根性や努力で苦しみながら、獲った1位ではありません。単にお得意様、自分の顧客に根回しをしただけです。

自慢ではありませんが、私は人より我慢強くないですし根性もありません。

ただ、営業先の会社の業界のトレンドを徹底的に調べたり、営業担当の趣味や興味のあることを調べてどのように話すと受け入れられるかを考えたり、どのタイミングで商品を売り込むのが一番効果があるのかなどを調べるのは好きでした。残業したり多少無理はしましたが、そこに根性や気合などの 精神論はありません。 しいて言うならば、”気合い”というのは”集中”ということだと思っています。

結果が出ない時、必要なのは、努力や根性の精神論では無く、言うならば技術論だったり戦術です。

仕事の関係上たくさんの、中小企業を見てきていますが、会社に精神論が蔓延してきてそのままにしておくと、その会社や組織は、ほぼ倒産か解体に向かいます。よくても業務縮小やリストラが待っています。

もちろん社会人としての心構えや仕事に取り組む姿勢などは必要です。それが無い社員は改めてもらわなければならないですが、この場合も大抵は、その会社のシステムなどが間違っていたり、足りなかったりという事がほとんどです。

管理職や会社が、売上が減ってきてそれに対する対応策が無い場合、最後に搾り出した答えが努力や根性や気合という精神論です。

こういう時の精神論はまるで効果がありません。

もっといえば、精神論でどうにかなるような、甘いものではないのです。

時代は物凄いスピードで変化しています。会社は利益を上げなければなりませんが、その為の戦術や経営や組織の動かし方も着々と変化しているのです。それらをとらえてしっかり経営を行っていかなければ、あっという間に取り残されるでしょう。

それについていけない管理者や経営者は、戦術や経営の答えを出す事ができません。苦肉の策が、精神論だったり低賃金や未払いなどの結果、ブラック企業になるのです。

 

 

今のところブラック企業がなくならないワケ

 

小売店に卸をするパンを作る工場のA社とB社があるとします。

A社は低賃金、残業未払い、社員の不満を抑えるため、罵声や暴力は日常のブラック企業です。

B社は普通の賃金、残業代はきっちり払い社内の雰囲気も良いホワイト企業です。

同じパンを作るとすると、A社は人件費が安く済むので100円で小売店に卸す事が出来ます。しかしB社は賃金も普通に払い、残業代もキチンと払うのでコストが掛かります。その結果、小売店に卸す時は150円になってしまいます。

当然、同じパンであれば、小売店はA社から仕入れることになります。B社はこのままでは売れないので100円にするしかありません。しかし100円で卸すと赤字になってしまいます。B社に残された手段は、A社と同じブラック企業になるか、そのまま倒産です。どちらにしても、ブラック企業が生き残り、ホワイト企業が淘汰されてしまいます。

これを断ち切らないことにはブラック企業はなくならないのです。

 

ブラック企業を無くす為には・・・

国が法律で規制を強化したり、世間の風潮がブラック企業は良くないという風になって少しずつ変わってはきていますが、今後まだまだ問題の解決にはならないでしょう。

難しいですが、一番解決に近いのはブラック企業で働く人がいなくなることです。

ブラック企業で働く人がいなくなればその企業は存続する事ができません。生産する人がいて、初めて物が出来上がるのです。

そして、その結果ホワイト企業は存続する事が出来るのです。

 

誤解を恐れずに言えば、ブラック企業で働く人は、その企業で働く事により、ホワイト企業で働く人の生活を奪っているかもしれない事を自覚する事です。ブラック企業の問題を助長している事を自覚する事です。

 

 

まとめ

 

しかし、生活があったり家族の事を考えたりで、わかってはいるけど止める事はできないというのもわかります。確かに転職はリスクです。

ただ、身体や心を病んでしまっては手遅れです・・・。

自分自身の為にそうなる前に、何とかしてほしいと思います。

今回はブラック企業問題の一部分だけ取り上げてみましたが、歴史、世間の風潮、政治、法律、行政などここでは書ききれていない問題はたくさんあります。みなさんそれぞれ意見はあると思いますがこの問題はまた書いてみたいと思っています。

種類は違いますが、「止めたくても、止められない」というのは、パチンコ・パチスロ依存症と同じ側面を持っています。最悪の場合、本人の意思ではどうする事も出来ないのです。

ブラック企業なくすためには国が規制してなくせばいいのです。
パチンコ・パチスロをなくすためには国が規制してなくせばいいのです。

しかしどちらも色々な思惑が絡み、そうすることは不可能です。
私たちはそういった大きな力には残念ながら無力に等しいかもしれません。

できることは微力でも、自分達の身は自分で守るしかないのです。
ブラック企業で働く人がいなくなれば、ブラック企業はなくなっていきます。

パチンコ・パチスロ打つ人がいなくなればパチンコ・パチスロはなくなっていきます。

この先パチンコ・パチスロ依存症克服して日々充実した生活を送っていても、世の中にはこういった事がたくさん潜んでいます。そこから身を守るためには知識をつけ意志を持ち行動するしかありません。

パチンコ・パチスロ依存症を克服する為に日々の生活を努力していても、会社や組織につぶされては本末転倒です。あなたはあなたの為に生きるべきです。少しでも苦しい場合は、身体と心がどうにもならなくなる前の大丈夫な内に、少しだけ勇気をだしてどうにかしてほしいと願います。

 

 

 

 

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