Another Abe (エッセイ)

死んだら負け騒動パチ依存症は行ったら負け

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松本人志さんの「ワイドナショー」でのコメント「死んだら負け」というコメントがちょっとした騒動になっています。このコメントを批判している人もそうでない人もいます。松本人志さんが炎上しているという印象よりも、このコメントに関して、反対派とそうでは無い人派が熱い議論を交わしているのが印象に残ります。

私自身は松本人志さんの笑いは好きなので、今回の件は注目して見ていましたが、どちらの意見も理解出来る部分とそうでは無い部分を感じます。

今回はこの「死んだら負け」騒動に関して、私の思うところをちょっと書いてみようと思います。

 

この騒動は、16歳のアイドルが過酷な活動状況の中、追い詰められて自殺したという事件が発端です。

松本人志さんが出演する「ワイドナショー」でもこの事件をとりあげ、これに松本人志さんが「自殺してしまった人がかわいそうという部分で報道するけども、”死んだら負け”だという部分も発信しなければならない」という内容でコメントしました。

この「死んだら負け」という言葉は番組終了後、SNSで拡散され、特にこの言葉に反対する意見がニュースで取り上げられています。

反対派の意見として目立ったのは「もしイジメで自殺して死んだら負けだったら自殺させたほうが勝ちということ」「死んだら負けというのは強者の理論で弱者はそもそも勝ち負けの選択肢はない」「そういう境遇の人も見ているのだから影響力がある人が公で言う言葉ではない」「遺族への配慮が欠けている」というような意見が多くそれに賛同する形で反対派の人の意見が多かったです。

一方反対ではない意見の人は「負けというよりも死んだらそこで終わりなんだからっていう意味」「くさいものにふたをしてちゃダメだ」などの意見でした。

どちらも、意見がや議論が交わされているのも見受けられ、私自身もとても考えさせられて見ています。

 

私の意見としては「死んだら負け」という言葉だけを考えると、反対ですし遺族や友人などの気持ちを考えるとどうしても乱暴な印象は拭えません。ただもしかすると番組の構成上、編集でこの言葉が目立っただけかもしれませんし、言葉だけではなくその意図することを考えるとただ単に「何をいっているんだ!」とは言えません。むしろ改めて考えさせられます。

私もパチンコ・パチスロ依存症を克服しなければならない時に、借金やスリップの苦しさ、孤独間などで自殺を考えたことがなかったかというと嘘になります。そこを考えてみるとさらにこの言葉の深さに気付くのです。

そもそも、松本人志さんの「自殺は絶対にダメ」「死んだら負け」という言葉はこの番組でこの事件に対してだけ出たコメントではなく、以前から松本人志さんのラジオや深夜番組ではよく言っていた言葉でした。とくに同級生であり放送作家の「高須光聖」さんとの深夜ラジオ「放送室」(現在は終了)ではことあるごとに「自殺」というテーマで話した時、イジメや社会に疲れて自殺する人に対して「自殺したら負けや、いじめてたやつが悪いやろ、そいつらを絶対に勝たしたらアカン。これを俺ら、お笑いのもんはどうやって伝えたらいいんやろ・・・」と言っていました。また松本人志さんも製作に関わったの唯一の主演ドラマ「伝説の教師」では、イジメ問題や自殺問題に正面から取り組んでいたエピソードもあり、「自殺するやつが悪い」「自殺した奴が負け」とは逆の取り組み方をしています。

笑いの天才と呼ばれる松本人志さんもこの「自殺」というテーマをどうやって伝えるかに答えは出ていないように見えてしまいますが、私自身は「死んだら負け」の意図する部分は伝わってきます。

今回の痛ましいこの事件は、まだ16歳の女の子が勝ち負け関係なく追い詰められて出した結果です。16歳といえばやっと色々なことを感じ始め、考え、悩み、少しずつ自立していく年齢です。この先も世の中では自殺は無くならないかもしれません。しかしこんな時周りの友達や特に大人が、このような判断をしないようにどうしていけばいいかを考えなければなりません。亡くなってしまったらそこで終わってしまいます。そうなる前に、なにを伝えていけばいいか、どういう行動をみせたらいいのか、一人でも自殺を減らすためにどういう社会にしていけばいいのかを考える言葉に思えてきます。

特に未来ある子供達は、絶対にこういう結果にならないようになってほしいと切に願い、考えてしまいます。

今回16歳の子がこのような結果を自ら選択したのは、芸能界という特殊な世界とはいえ、大人や社会の理不尽さが招いている部分も大きいと思います。

しかし絶対に社会はこの「理不尽さ」を無くすことはできません。パチンコ依存症・パチスロ依存症の方も同じくこの理不尽さにより苦しんでいる本人や家族が多くいます。

パチンコ・パチスロはギャンブルです。しかし日本の法律では「遊戯」です。この理不尽さで苦しんでいる人はたくさんいます。借金で家族が苦しんだり本人が自殺することもあります。そこまでいかなくてもたくさんのものを失います。しかし絶対にパチンコ・パチスロはなくなりませんし、もっと言えば今後は反対意見も多いカジノもできてきます。

「なんでここまで苦しんでるのにバカか、パチンコ行ったら負けだろう行かないって約束しただろう」

パチンコ依存症・パチスロ依存症ではない人にとっては当たり前の言葉で正論です。しかし依存症本人にしてみればわかっててもスリップします。なぜならそれは病気の症状だからです。この苦しみを理解してもらうことはできませんが「行ったら負け」というのは本質になります。パチンコ依存症・パチスロ依存症を克服する為には「行かない」というのは絶対条件です。

 

まとめ

 

まだ子供のうちは、理不尽なことから大人や社会が守ってあげなければなりません。しかし私達大人は自分で考え行動し責任を持たなければならないのです。今回の騒動の言葉「死んだら負け」には理不尽な中でも「より良く生きる」という意味が含まれていると思います。

私は、自身の経験から「一人でもパチンコ依存症・パチスロ依存症を克服するきっかけになれば」との思いで、このブログとtwitterを書いています。まだまだ本当の意味で伝えるということで答えは出ていないかもしれませんが、私の中にこの思いがある内は書き続けるでしょう。

どんなに失敗しても、少しずつでも進んでいけば必ずパチンコ依存症・パチスロ依存症は克服できます。そして克服した後も理不尽さはありますが、そんな中でも「より良い自分」で生きていけるはずです。

最後に今回の件でなくなった本人のご冥福を祈ると共に、今後このような思いをする子供が一人でも少なくなるような社会になることを願います。

 

 

 

 

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