Another Abe (エッセイ)

パチンコ依存症対策への第一歩

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国や行政、そしてパチンコ・パチスロに関係する、各団体や組合が依存症対策として様々な取り組みをしていますが、多くの方が指摘している通り、あまり効果が期待できません。

それは、多くの対策案や取り組みが、今後、さして依存症対策になっていないのも、そうですが、今現在、ギャンブルに関する依存症で苦しんでいる方に向けてのものではないためです。

リカバリーネットワークなどの相談窓口は話を聞き、上辺だけのアドバイスに終始するようなものですし、入場制限や回数制限などの規制は、今後依存症になる人を少なくする効果は若干期待できるかもしれませんが、今現在依存症の人をどうするかや依存症本人やその家族などの方の為に直接、関わって日々奔走し努力している人や団体、組織の為のものではありません。ましてや出玉規制は全く依存症対策にはならないでしょう。

そんななか2018年4月18日付で全日遊連(全日本遊技事業協同組合連合会)が、パチンコメーカの組合である日工組(日本遊技機工業組合)とパチスロメーカーの組合の日電協(日本電動式遊技機工業協同組合)にたいして、要望書が出されました。

全日遊連がメーカー団体に音量と光量の調整機能要望

内容はパチンコ台とパチスロ台の音量と光量の調整機能に関する要望書です。

全日遊連が依存症対策としてこの要望書を出したわけではありませんが、私は、ほんの少しのきっかけですが、結果として今現在、依存症でパチンコ・パチスロを止めることができずに苦しんでいる人にとっては朗報になると思っています。

 

偶然でも

 

パチンコ依存症・パチスロ依存症が進行し重度になると、どんなに負けても、財布のお金が無くなるまで打ち込んでしまいます。

過去の記事で何度も書いていますが、パチンコ依存症・パチスロ依存症は脳の病気。その要因の大半は神経伝達物質の分泌異常が考えられます。そしてそれが引き起こされるトリガーは遊技機の音や光、台のギミックによる演出です。

今回、この要望書が、出されたのはアンケートの結果でホールに対する不満の要因のひとつに「遊技機の音量」が挙げられていたほか、中・高齢者を中心に遊技機の「大きすぎる音」や「眩しすぎる光」を不快とする傾向が見受けられたことがあるようです。さらに火災報知機や警報機などが聞こえづらくなる可能性などの安全面に配慮してということもあるようです。

全日遊連は依存症対策ではなくユーザー満足や安全面のためにこの要望書を出した形ですが、今後、今回のこの要望書がきっかけになり音量の上限が今より低くなったり、光量の規定ができたりする可能性はあるはずです。

もちろん、台の演出や音量、光量やギミックがどのように影響を与えるのかのデータや依存症との相関関係のデータが必要になりますが、そのためのきっかけとしては可能性は低いですが期待できると考えます。

なにかの間違いでもどこかの大学の教授や研究者がこれに気付き、データとして示してくれれば、少しは変わるでしょう。

 

まとめ

 

ギャンブル依存症は大きな社会問題になっていますが、国が示す有効な対策はほぼ無いに等しいのが現状です。他の社会問題も多くの人が満足できるような結果がでる対策はあまりないように感じます。特に年金問題や少子化問題は何年も前から重要な問題として対策しているのに、現状は解決していません。

こう書くとギャンブル依存症の現場で日々努力されている方に失礼かも知れませんが、私自身は政治が有効な対策を示してくれたり、行ってくれることに期待はしていません。もちろん私自身もシステムを変えるような力はありません。私も同じパチンコ依存症・パチスロ依存症でとても苦しみました。ですので、今苦しんでいる方の気持ちがわかります、そのような方が少しでも早く克服し、より良い生き方ができれば良いなと考えてしまいます。どんな小さなきっかけでも、可能性が低くても、国などが行うことよりは期待してしまうし、希望を感じてしまうのです。

 

 

 

 

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