パチ依存症をこじらせて闇金から借金してた頃の話

パチ依存症をこじらせて闇金から借金してた頃の話-7

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重苦しい空気の中、彼女を見送った後、止まった場所はパチンコ屋の駐車場。

「どんだけクズなんだよ・・・」という行動ですがこれがパチンコ・パチスロ依存症です。

まぁ結果は見えてますよね。

※この物語は半分フィクションですが出てくるエピソードは実際に体験したことです。

いやほとんど実話です。

ですので読んでいて気分を害したりする場合があります。

その辺をご了承の上ご覧下さい。

 

 

優しい気持ち

 

お!?560ゲームヤメのネオプラネット、打てるわ」

この台は天井が777ゲームのストック連チャン機です。

天井が低めに設定されているためストック切れをよく起こしたり爆発力がそれほどなかったりしましたが閉店間際に店に行った時ハイエナできる事がたまにありました。

「天井までは217ゲーム。だいたい7,000円くらいか。最悪連チャンしなかったら即ヤメでそんなにケガしないだろう」

重い空気の中彼女が渡してくれた30,000円の中から一枚取り出しサンドに投入します。

この時すでに先ほどまで感じていた違和感そして不安や彼女への罪の意識はすでに吹き飛んでいました。

最初の1,000円目、何もなし・・・。

2,000円目、何もなし・・・。

3000円目、少し演出がざわつき始めます。

・・・

・・・

 

そして!

「よし!ビッグボーナスっ」

その後も順調に連チャンを重ねます。

下皿のメダルを箱に移したところで

「お客様あと5分で閉店になります・・・」

その後はボーナスを引くことができませんでしたが、1,200枚ほどコインを流す事ができ金額では21,000円のプラスでフィニッシュです。

約1時間ちょっとで21,000円のプラスです。

今現在の手持ち金は48,000円。

闇金への支払いは75,000円ですので後27,000円ほど勝てば無事返済できることになります。

返済日まで残り一週間。

この調子でいけば無事返済できそうです。

が・・・。

勝てる保証はどこにもありません。

しかしパチンコ・パチスロ依存症は明日も勝てると思ってしまいます。

この時の自分は妙な安堵感に包まれていました。

パチンコ・パチスロに行き、勝った時は消費者金融の支払いのことも闇金融への返済の事も彼女と一緒にいる時の重苦しい空気も感じなくていいのです。

パチンコ・パチスロ依存症はこの安心感に依存しています。

当然ですが21,000円勝ったぐらいでは消費者金融の借金はなくなりません。

闇金への返済も足りないですし彼女の優しさや思いを受け止めてあげることはできないのです。

アパートの駐車場に車を止め、部屋に入るとメールの着信音が鳴ります。

「今日は泊まれなくてごめん

来週は泊まれると思うから

おやすみなさい」

「いいよ。

怒ったりしてごめん

忙しいのはわかるけどあまり無理するなよ

おやすみ」

 

彼女に対して少しだけ優しい気持ちになれるのはこんな時だけです。

 

 

気持ちの向こう側

 

翌日早々に仕事を切り上げると、車を走らせ駐車場に車を止めます。

もちろん自宅の駐車場ではありません。

昨日とは違って時間がまだ早いのもあり、北斗の拳、吉宗、は全台埋まっています。

何の根拠もなくキングパルサーに座り打ち始めます。

しかし大当たりを引くものの出たり飲まれたりの展開が続きます。

そしてレギュラーボーナス消化中に

「お客様スイマセン閉店時間ですのでこのボーナス消化後、終了になります」

結果マイナス12,000円でした。

しかし手持ちのお金はまだあります。

明日からのリベンジを誓いパチンコ屋を後にしました。

 

翌日も当然のようにパチンコ屋に向かいます。

先に牛丼屋に寄り食事を済ませコンビニに寄りタバコを買ってパチンコ屋の駐車場に車を停めました。

所持金は34,000円。

北斗の拳が1台空いてるのが見えました。

急いで台を確保し早速打ち始めます。

相変わらずですが何も根拠はありません。

5,000円投資・・・単発

3,000円追い金・・・単発

8,000円追い金・・・2連

・・・全ノマレ

ここで時計をみると時間は22時ちょっと前です。

閉店まで1時間弱。

普通で考えれば無理して打つ時間ではありません。

しかも残金は18,000円

が、パチンコ・パチスロ依存症の私はこのまま帰ることにどうしても納得ができません。

この時闇金への返済のことは頭にありませんが負けて帰ることができなかったのです。

そして選んだ台は

大花火です。

この台はA タイプですがビッグボーナス一回の獲得枚数が最大711枚という台でした。

時間がない時、最後の大逆転にはもってこいの台です。

もちろん何の根拠もないですしイベント日でもない日に設定なんか入ってる訳ありませんがビッグボーナスを一回引いて負け金額を減らす事、あわよくば少しでもプラスに持っていこうと考えていました。

1,000円

2,000円

3,000円

 ・

 ・

 ・

8,000円

一向にボーナスは来ません。

9,000円

10,000円

携帯電話の時計をチラッと見ると閉店まで残り5分です。

急いでレバーを叩いていると、台の上部にある4thリールが回り、止まったところは!!

「やった・・・何とか取り戻した・・・」

安心したのも束の間、無情にも・・・

レギュラーボーナスでした。

そしてボーナス消化中に

「お客様、ボーナス終了後終了になります」

120枚ちょっとのコインを流しパチンコ屋を後にしました。

手持ち金額は10,000円 。

残り四日でこれを75,000円にしなければなりません。

呆然としながら車を自宅まで走らせ駐車場に車を止めます。

普通の人はここでパチンコなんて二度とやらないと思うのでしょうが、手持ち金1万しかないパチンコ・パチスロ依存症である私はこう考えます。

「残り四日まだなんとかなる」

これもパチンコ・パチスロ依存症の症状です。

手持ちのお金がなくなるまで打ち続けることを考えてしまうのです。

消費者金融や支払いへの圧迫感も闇金に対しての恐怖感も彼女に対しての罪の意識も、パチンコ・パチスロに対しての衝動にはかないません。

全てにおいてパチンコ・パチスロを打つことが優先されてしまうのです。

 

部屋に着いて早々に布団に潜り込んだ時にメールの着信音が鳴りました。

「月曜日休みだから

日曜日仕事終わったら泊まりに行くよー

寂しいだろうけど、それまでまっててね(笑)

おやすみなさい」

 

本当は寂しく思っていたのはきっと彼女の方です。

何かが起こり始めている・・・。

一人でいると押しつぶされそうな不安が襲ってきていてそれでも何とかその強さと優しさでその不安でさえも抱きしめようとしていました。

 

 

 

 

 

「わかった。おやすみ」

昨日のように彼女に対して優しい気持ちになった自分はもういません。

 

7話終了です。

今回の話で注目なのはパチンコ・パチスロ依存症になると、最優先事項がパチンコ・パチスロになってしまう事ですね。

しかも自分で制御できなくなります。

いくら負けても、支払いや生活に困ってもパチンコ・パチスロを打てる事が最優先になる訳です。

そして勝った時は良い抑揚感や安心感などがあるので気持ちに素直になれますが、負けた時はその逆になりますね。

彼女に優しいメールを送った翌日には「わかった。おやすみ」の一言だけ。

彼女の不安や怖さを気付いてあげる事もできません。

パチンコ・パチスロの事を考えていた時に彼女からのメールが来ると「邪魔された」とか「ウザい」とか考えているんです。

しかもこの後、都合の良い時だけどんどん彼女に頼るようになっていくんですよね。

う~ん・・・。

 

まだまだ続きます!

 

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